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宣伝の原点を見た!(ような気になった。)

1月5日、築地でマグロの初競りが行われた。
競り値5649万円!
昨年の戸井産マグロ3249万円を大幅に上回る史上最高値の大間産。
競り勝ったのは鮨チェーン店“すしざんまい”を運営する「喜代村」の木村社長。

このニュースは当日、午前中からテレビに放映され、勝者と敗者の明暗がはっきりと視聴者に届いた。
敗者は“超高級鮨店で名の通った「久兵衛」今田社長+香港系鮨チェーン店「板前鮨」オーナー、リッキーチェン+仲卸「やま幸」山口専務(多分?)の連合軍”
これら1月5日の各ニュースは、すしざんまいに相当な広告効果をもたらした。

まず、チェーン店の鮨屋が天然かつこれほどの上物を仕入れていたことにビックリ。
チェーン店でも侮れない、目利きが効く、良心的、安かろう、悪かろうではない、鮨は本来、庶民のモノ・・などなどのポジティブイメージを視聴者に提供した。
さらに木村社長は画面で勝ち誇った振る舞いもなく、「日本を元気にするためにも最高においしいマグロを日本の人たちに食べてもらいたくて奮発した」などとためらいもなく発言したことで、震災地に慰問したタレント、歌手の類いよりも遥かにヒーロー性をアピールするとともに、もっとすごいのはこの発言で連合軍の一派である香港系新興鮨店を愛国心に訴え、駆逐してしまったと思えるのです。

そして宣伝効果はまだまだ発揮されます。
翌、1月6日。TBSみのもんたの朝ズバ!に木村社長以下、すしざんまい職人が出演。
競りの大間マグロをにぎり実演した時です。

その映像と音声は多くの庶民視聴者の心に残りました。
まず、映像。その握りにはシャリ=ごはんが見えません。
気取った鮨屋の形状と比較すると、どう見てもネタ(この場合、大間のトロ)の長さ×幅が共に3倍はありました。
さらにその映像とともに、木村社長の天の声が聞こえてきます。
「通常価格で出してます。トロ一貫398円。」これら映像・音響効果はイメージアップ効果を超え、視聴者を即店舗来訪へと導く、即効性あるプロモーションとなっています。

そしてここでも木村社長は競合他社を駆逐していくのです。
つまり、「すしざんまい・大間トロ一貫398円=良心的、庶民の味方、奉仕、それはプレミアムでプライスレス(価格以上の価値)などのポジティブイメージ」VS「連合軍一派の久兵衛・大間トロ一貫3000円以上(行ったことないから解らないが多分。さらに初競りのものだともっと高くなるのではという恐怖心を醸成)=平成セレブ(タレント、プロスポーツ選手、官僚など)のメシ屋、高っけ〜、ばっ○○ってる、チェーン店と同じ仕入れ?などのネガティブイメージ」という構図をつくってしまったのではないか?
・・・以上のようなことを正月、寝っころんで考えてみると、5649万円は非常に安かったんではないですか?木村社長。
但し、即店舗来訪へ導くという即効性あるプロモーションは、あの店舗の混雑では活かしきれませんでした。
私も1月6日の午後2時に本店に行きましたが並ぶのを断念。

かわりに近くのすしざんまい支店で,普通のまぐろ、食いました。
(結局、すしざんまいで食ったんだからプロモーションは成功か?)



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